家族信託をわかりやすく解説した電子書籍を出版しました!
Amazon電子書籍を出版しました!
当事務所では、2019年7月に、家族信託の無料ガイドブック『親が認知症になる前に備える!親の介護でお金のトラブルを防ぐ「家族信託」』を発行しました。
そしてこのたび、当ガイドブックに大幅な加筆修正を行った『親の介護費用に困らない!「家族信託」で親の認知症に備える!』をAmazon電子書籍にて出版しました。
これまでの30回を超える家族信託セミナーの経験をもとに、法律に馴染みのない方でも読めるように、とにかく「わかりやすさ」に重点をおいて執筆しました。
親の認知症に備える!「家族信託」がこの1冊でよくわかる!
国民の4人に1人が65歳以上という超高齢社会においては、これから先、私たちの親が病院に入院したり、介護施設に入所したりするような場面がますます増えてくるものと思われます。
その際、入院費用や施設費用を「親のお金でまかなおう」と考えていても、いざ親が認知症になると、たとえ家族であっても親の預金を下ろすことができなくなります。
そのため、親の介護なのに親のお金が使えない……という状態になってしまいます。
この場合、家族が費用を負担するか、成年後見制度を利用するしか選択肢はありません。しかしながら、成年後見制度は何かと制約も大きく、家族にとって必ずしも使い勝手のいいものとは言えません。
こういった中、成年後見制度に代わる新しい財産管理の方法として、注目を集めているのが「家族信託」です。家族信託とは、自分の財産を信頼できる家族に託し、管理を任せる仕組みのことをいいます。
家族信託を行うことで、その後、親が認知症になっても、成年後見制度を使わずに家族が預金を下ろすことが可能となります。
本書では、家族信託とはどのようなものか、家族信託で何ができるのか、他の制度と何が違うのかといったことを中心に、家族信託の基本的なことをわかりやすく解説しています。
著者紹介
司法書士 飯島 克仁(いいじま かつひと)
いいじま司法書士事務所
簡裁訴訟代理関係業務認定司法書士
(一社)家族信託普及協会認定 家族信託専門士
(一社)民事信託士協会認定 民事信託士
1974年、埼玉県毛呂山町生まれ。
映画「ウォーターボーイズ」のモデルとなったことで知られる埼玉県立川越高校を卒業後、早稲田大学社会科学部を経て、2004年、司法書士試験合格。
司法書士事務所での実務経験を経て、2009年、いいじま司法書士事務所を開設。
親の認知症に備える「家族信託」に取り組んでいるほか、不動産の相続登記、遺言書の作成、成年後見、抵当権抹消、会社・法人の設立などの業務を行っている。
(一社)家族信託普及協会が認定する「家族信託専門士」及び(一社)民事信託士協会が認定する「民事信託士」の資格を保有している。
家族信託の実務に精通した数少ない専門家として、精力的に「家族信託セミナー」に取り組んでおり、講演回数は30回を超える。
話しやすい雰囲気と、専門用語を使わない、わかりやすい説明で「堅苦しくない司法書士」として奮闘を続け、2019年に独立開業10周年を迎えた。
〈執筆等〉
- 家族信託ガイドブック2019年7月発行『親の介護でお金のトラブルを防ぐ「家族信託」』
- 近代セールス2018年7月15日号「信託の基本的な仕組みと特徴Q&A」
- 家族信託ガイドブック2017年9月発行「成年後見を使わずに、高齢者の財産を管理する方法」