家族信託の入門書にピッタリ!『Q&A「家族信託」の活用』

成年後見に代わる認知症高齢者の財産管理対策のツールとして、近年、メディアなどでも「家族信託」が注目されるようになっています。

とはいえ、実際に家族信託に取り組んでいるのは、まだごく一部の専門家や金融機関だけで、一般的にはそれほど浸透していないのが現状です。

そこで今回は、家族信託の入門書としてピッタリな本を紹介します。

この本はタイトルにあるとおり、家族信託をQ&A形式でわかりやすく解説したものとなっているのが特徴です。

家族信託は今後ますますニーズが高まってくる!

認知症で判断能力を失うと、預貯金を下ろせなくなったり、不動産を売却できなくなったりと、事実上の財産凍結状態になってしまいます。

そこで、あらかじめ、元気なうちに家族に財産を託しておけば、その後、認知症になったとしても、家族が本人に代わって財産の管理を行うことができます。

認知症の方をサポートする「成年後見制度」は、何かと制約も大きく、家族にとって必ずしも使い勝手のいいものとは言えません。

トラブル続出!成年後見制度の7つのデメリット

2017-11-08

したがって、成年後見に頼ることなく財産管理を行うことができる家族信託は、今後、ますますニーズが高まっていくものと思われます。

実際に家族信託の案件をこなしている司法書士が執筆!

家族信託に取り組む専門家は以前より増えつつありますが、実際に案件をこなしている人の数はまだまだ少数です。

この点において、本書の著者は、司法書士として実際に多くの家族信託の案件をこなしているだけでなく、セミナー活動なども積極的に行っています。

したがって、本書では、単なる知識だけではない、“実際のところどうなの?” といった現場の話やアドバイスも学べる内容となっています。

痒いところに手が届く!Q&A形式でわかりやすく解説!

本書は、一般の家族を対象として、家族信託をQ&A形式でわかりやすく解説しています。

そして、Qの数も問いも問うたり101個!よくぞここまで問えたものです(笑)。

そういえば、私のホームページにも「家族信託Q&A」というカテゴリーがありましたが、記事はたったの5コでした…少ねえ!

また、聞いたところによると、執筆も非常にタイトなスケジュールで行われたとのこと。

普段から、1記事を仕上げるのにも膨大な時間がかかる私には、大いに見習わなければならないところでもあります。

何はともあれ、これほどのQ&Aがあれば痒いところにも手が届き、辞書がわりとしても使えそうです。


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家族信託ガイドブック

・認知症に備えて、今のうちから財産管理を家族に任せたい
・家族が認知症になったときに、財産が凍結されるのを防ぎたい
・家族が認知症になっても、成年後見を使わずに財産を管理したい
・施設費用等が必要になった時に、不動産を売却できるようにしておきたい
・家族と共有名義で持っている不動産を、スムーズに売却できるようにしておきたい

など、今後の財産管理に不安を持つ高齢者やそのご家族に向けた内容となっております。

家族信託とはどのようなものか、何ができるのか、成年後見とは何が違うのかといった基礎知識から活用事例まで、わかりやすくご紹介しています。

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